9月18日に発売されたiPhone 18 Pro / Pro Maxの新品未開封の買取価格は、Pro Maxの256GB・512GBだけが定価を上回っています。国内の買取業者14社の価格の中央値で見ると、Pro Max 256GBは定価より11,200円高く、Proは全容量が定価を下回りました。2026年9月19日19:05時点の数字です。
そして、その上乗せは発売2日目で約半分に縮んでいます。Pro Max 256GBの上乗せは、発売日の夜の+24,700円から、2日目の夜には+11,200円になりました。なぜPro Maxの小容量だけが定価を超えるのか、在庫・海外の相場・需要の3つから考えます。
なお、この記事は転売をすすめるものではありません。買取価格が定価を上回る理由を、実際に記録したデータから考察する記事です。

9月19日19:05時点の買取価格
先に結論です。定価を上回っているのはPro Maxの256GB・512GB・1TBの3つだけで、1TBはわずか2,300円です。Proは4容量すべてが定価割れで、容量が大きいほど定価との差が開いています。
| 機種・容量 | 定価(税込) | 買取価格(中央値) | 定価との差 |
|---|---|---|---|
| Pro Max 256GB | 239,800円 | 251,000円 | +11,200円 |
| Pro Max 512GB | 274,800円 | 281,000円 | +6,200円 |
| Pro Max 1TB | 344,800円 | 347,100円 | +2,300円 |
| Pro Max 2TB | 449,800円 | 435,000円 | −14,800円 |
| Pro 256GB | 219,800円 | 213,000円 | −6,800円 |
| Pro 512GB | 254,800円 | 249,000円 | −5,800円 |
| Pro 1TB | 324,800円 | 310,000円 | −14,800円 |
| Pro 2TB | 429,800円 | 410,000円 | −19,800円 |
※買取価格は、価格を公開していた国内の買取業者14社の中央値です。対象は新品未開封・SIMフリー版で、定価はAppleの公式ストアの税込価格です。
発売から2日間の値動き
発売日(9月18日)の19:05と、2日目(9月19日)の19:05を比べます。両方の時点で価格を出していた同じ14社どうしの比較です。
| 機種・容量 | 9/18 19:05 | 9/19 19:05 | 14社のうち値下げした社 |
|---|---|---|---|
| Pro Max 256GB | 264,500円 | 251,000円 | 14社すべて |
| Pro Max 512GB | 291,000円 | 281,000円 | 14社すべて |
| Pro Max 1TB | 347,000円 | 347,100円 | 2社(9社は値上げ) |
| Pro Max 2TB | 435,000円 | 435,000円 | 6社(5社は値上げ) |
| Pro 256GB | 215,000円 | 213,000円 | 10社 |
| Pro 512GB | 251,000円 | 249,000円 | 11社 |
| Pro 1TB | 319,000円 | 310,000円 | 12社 |
| Pro 2TB | 419,000円 | 410,000円 | 12社 |
大きく下げたのはPro Maxの256GB・512GBです。14社すべてが値下げし、平均の下げ幅は256GBが13,571円、512GBが10,057円でした。発売日に付いていた定価との差は、256GBが+24,700円から+11,200円へ、512GBが+16,200円から+6,200円へ縮んでいます。
Proは大容量ほど下げ幅が大きくなりました。1TBと2TBは14社のうち12社が値下げし、平均の下げ幅はどちらも7,343円です。一方でPro Maxの1TB・2TBはほぼ横ばいでした。
9月19日の1日の動き
- Pro Max 256GB:朝10:10の255,000円から、10:35に245,000円まで下げ、その後じりじり戻して夜は251,000円
- Pro Max 512GB:285,000円から10:35に278,000円へ下げ、夕方から戻して281,000円
- Pro 1TB・2TB:午前と15時ごろに段階的に下げ、1TBは319,000円から310,000円、2TBは419,000円から410,000円
- Proの256GB・512GBとPro Maxの1TB・2TBは、ほぼ動きませんでした
※中央値は各時点で価格を出していた業者で計算しています。9月19日は終日14社でした。
なぜPro Maxの256GB・512GBだけ定価を超えるのか
ここがこの記事でいちばんお伝えしたい点です。同じ日に発売された機種でも、Pro Maxの小容量だけが定価を超え、Proは定価を割っています。理由として考えられるものを3つ挙げます。
理由1:Pro Maxの小容量だけが品薄
予約開始から約3時間後の9月13日0時すぎの時点で、Pro Maxの256GB・512GBは、全国11のApple Storeのどこでも発売日に受け取れませんでした。一方、Pro 256GBは11店すべてで受け取れる状態でした(となりずむ調べ)。
発売後の9月19日昼の時点でも、Apple Storeオンラインの配送予定はProが「2週〜3週」、Pro Maxが「3週〜4週」でした(iPhone Mania調べ)。
すぐに手に入らない機種ほど、未開封品を買い取ってでも欲しい人がいる。品薄のPro Max小容量にだけ上乗せが残り、在庫に余裕のあるProは定価を割る、という形が、そのまま買取価格に出ていると考えられます。
理由2:海外でもPro Maxの小容量だけに上乗せがある
同じ形は海外の相場にも出ています。香港の携帯売買の中心地・先達広場では、9月19日16時時点の買取価格が、Pro Max 256GBで定価より1,201〜1,751香港ドル高く、Pro 256GBは定価より199香港ドル低い水準でした(香港メディアHK01調べ)。
中国本土でも、転売業者がPro Maxに上乗せする額は発売日の朝の800元から午後には300元に縮み、Proは発売当日に定価を割ったと報じられています(新浪)。
海外でも発売直後の上乗せがしぼんでいる時期で、日本の2日目の値下げと同じ向きです。国内の買取価格が、海外の相場の動きと無関係ではないことがうかがえます。
理由3:需要がそれほど強くない
上乗せが大きくならない理由もあります。iPhone 18 Pro / Pro Maxの予約は「静かな滑り出し」と報じられました(ITmedia 9月14日)。理由として挙げられていたのは次の3つです。
- 販売価格が上がったこと
- 10月に発売される「iPhone Duo」を待つ動き
- Appleの転売対策
品薄なのに上乗せが数万円にとどまり、しかも2日目に縮んだのは、欲しい人の数自体が例年ほど多くないためだと考えられます。
為替の影響は今回は小さい
9月18日は日銀の利上げのあとに円が売られ、一時1ドル158円台まで円安が進みました(日本経済新聞)。円安は海外で売る場合の手取りを増やすため、買取価格を支える方向に働きます。
ただし発売日の前後で為替が大きく動いたわけではないので、2日間の値動きの主な理由は為替ではなく、在庫と需要のほうだと考えています。
ただし、ここまでは考察です
ここは正直に書きます。日本で買われたiPhone 18が実際に海外へ流れているという報道は、今回確認した範囲では見つかりませんでした。理由1〜3は、公開されている報道と当サイトの記録を並べて考えたものです。
今後の値動きの考察
過去の機種でも、発売直後の上乗せは長く続きませんでした。買取業者のiPhone商店の記録では、次のとおりです。
| 機種 | 発売初日の上乗せ |
|---|---|
| iPhone 15 Pro Max 256GB(2023年) | 定価189,800円に対して買取243,000円(2023年9月22日19時時点) |
| iPhone 17 Pro Max 256GB(2025年) | 定価+10,000円 |
| iPhone 17 Pro Max 512GB(2025年) | 開店時の定価+35,000円が、夕方には+13,000円 |
| iPhone 17 Pro(2025年) | ほぼ定価と同じ |
※iPhone商店1社の記録で、この記事の「14社の中央値」とは集計の方法が違います。傾向を見るための参考です。
「Pro MaxはProより上乗せが大きい」「上乗せは発売初日が最も大きく、すぐ縮む」という形は、今回も同じです。これを踏まえた見立ては次のとおりです。
- Pro Max 256GB・512GB:在庫が戻るにつれて、上乗せの縮小が続く可能性が高いと考えています
- Pro:すでに定価を割っており、小幅な動きが続きそうです
- ただし、特定の容量や色の在庫の偏り、円安で一時的に戻す場面はあり得ます。9月19日も、朝に下げたPro Maxが夕方にかけて戻しました
これは当サイトの見立てであり、将来の価格を保証するものではありません。
この記事のデータについて
- 国内の買取業者16社が公開している買取価格を、30分おきに自動で記録しています
- 対象は新品未開封・SIMフリー版です。キャリア版、開封品、中古品は含みません
- 同じ容量で色によって価格が違う業者は、その業者の最も高い価格を使っています
- 「0円」「要問い合わせ」など価格が出ていない業者は計算に含めていません。9月19日19:05時点で価格を出していたのは16社のうち14社です
- 発売日の朝は価格を出していた業者が3社しかなく、夕方までに14社へ増えました。そのため2日間の比較は、発売日の19:05と2日目の19:05の両方に価格がある同じ14社どうしで行っています
よくある質問
Q. 定価より高く売れるなら、買ってすぐ売れば得ですか?
A. 当サイトではおすすめしていません。上乗せは発売2日目で約半分に縮んでおり、届くまでの数週間で消える可能性があります。業者ごとの減額条件や送料もあり、Appleも転売への対策を進めています。この記事は、あくまで価格が動く理由の考察です。
Q. なぜProは定価を下回っているのですか?
A. Proは在庫に余裕があるためと考えられます。予約開始直後からApple Storeの店頭で発売日に受け取れる状態で、香港や中国本土でも定価を割っていました。すぐに買える機種は、定価を上回って買い取る理由が薄くなります。
Q. 買取価格はどのくらいの頻度で変わりますか?
A. 発売直後は1日に何度も変わります。9月19日だけでも、Pro Max 256GBの中央値は朝から夜までに10,000円の幅で動きました。業者によっては30分ごとに価格が変わっています。
Q. キャリア版の買取価格も同じですか?
A. この記事の数字はSIMフリー版だけです。キャリア版は業者によって価格が別に設定されていたり、ネットワーク利用制限の状態で減額されたりします。
まとめ
iPhone 18 Pro / Pro Maxの新品未開封の買取価格は、2026年9月19日19:05時点で、Pro Maxの256GB・512GB・1TBだけが定価を上回っています。国内の買取業者14社の中央値です。
- Pro Max 256GBは定価+11,200円。発売日の夜の+24,700円から約半分に縮んだ
- Proは全容量が定価割れ。容量が大きいほど差が大きく、2TBは−19,800円
- Pro Maxの256GB・512GBは、2日目に14社すべてが値下げ
- 定価を超える理由は、Pro Max小容量の品薄と、海外でも同じ機種に上乗せがあることと考えられる
- 上乗せが小さく、すぐ縮んだのは、予約が「静かな滑り出し」だったように需要がそれほど強くないため
- 過去の機種でも発売直後の上乗せは長く続かず、今後も縮小が続く可能性が高いと見ている
店舗ごとの価格と増減は、Xで更新しています。
注意事項・免責
- 本記事は転売をすすめるものではありません。買取価格が定価を上回る理由を考察する記事です
- 買取価格は2026年9月19日19:05に各業者の公開ページから記録した時点のものです。実際の買取額は、業者ごとの条件(付属品・保証開始・ネットワーク利用制限など)で変わります
- 定価はAppleの公式ストアの税込価格です
- 海外の相場・在庫・報道の内容は、それぞれの出典の時点の情報です
- 「理由」と「今後の値動き」は当サイトの考察であり、確定した情報ではありません。将来の価格を保証するものではありません

