【2026年7月】Claude Opus 5が公開|料金据え置きで性能アップ、Fable 5との違いと使えるプラン

Claude Opus 5 まとめ(2026年7月)のアイキャッチ

Anthropicが2026年7月24日、新しいAIモデル「Claude Opus 5」を公開しました。上位モデルのClaude Fable 5に近い性能を、その半額の料金で提供するという内容です。前世代のOpus 4.8からは料金据え置きのまま、ベンチマークによっては倍以上のスコアが出ています。この記事では、公式発表と各種報道から確認できた料金・性能・使えるプラン・注意点を、2026年7月27日時点の情報としてまとめました。

目次

Claude Opus 5の基本スペック

Claude Opus 5の料金とベンチマーク比較。入力5ドル・出力25ドルでFable 5の半額、Frontier-Bench 43.3%・OSWorld 2.0 70.6%など主要スコアの一覧(2026年7月時点)

まず数字の部分から。料金はAPIの従量課金で、100万トークンあたりの単価です。

発表日2026年7月24日
モデルIDclaude-opus-5
入力料金100万トークンあたり5ドル
出力料金100万トークンあたり25ドル
コンテキストウィンドウ100万トークン
最大出力12万8000トークン
学習データのカットオフ2026年5月

ポイントは料金です。最上位のFable 5は入力10ドル・出力50ドルなので、Opus 5はちょうど半額。そして前世代のOpus 4.8と同じ単価に据え置かれています。値段は変わらず中身だけ入れ替わった、という形です。

同じ世代の他モデルと並べると、入力単価はFable 5が10ドル、Opus 5が5ドル、Sonnet 5が3ドル、Haiku 4.5が1ドル。ただしSonnet 5は2026年8月31日まで導入価格の適用中で、実際の請求は入力2ドル・出力10ドルです。コンテキストはHaiku 4.5だけ20万トークンで、他の3つは100万トークンになっています。

ベンチマークの数字

Anthropicが公開したスコアのうち、数値が確認できたものを並べます。比較対象は自社最上位のFable 5と、競合のGPT-5.6 Solです。

ベンチマークOpus 5Fable 5GPT-5.6 Sol
Frontier-Bench v0.143.3%33.7%34.4%
OSWorld 2.070.6%66.1%62.6%
Zapier AutomationBench26.0%17.4%18.1%
ARC-AGI-330.2%7.8%
GDPval-AA v2186117471736
DeepSWE v1.168.8%69.7%72.7%

上5つはOpus 5がトップですが、最後のDeepSWE v1.1だけは3つのなかで最下位です。全部で勝っているわけではありません。Anthropic自身も、複雑で長時間動かすタスクにはFable 5のほうが向くと位置づけを分けています。

コスト効率の説明もいくつか出ています。コーディング系のCursorBench 3.2ではFable 5の最高スコアとの差が0.5%以内で、料金は半分。OSWorld 2.0ではFable 5の最高スコアを、3分の1強のコストで上回ったとされています。

Opus 4.8からの伸び幅

前世代との比較でわかりやすいのはこの2つ。Frontier-Bench v0.1が21.1%から43.3%、ARC-AGI-3が1.5%から30.2%です。Opus 4.8のリリースは2026年5月28日なので、2か月足らずでの入れ替わりということになります。

ARC-AGI-3のように元が1.5%だったものは、伸び率で語ると数字が大きく出すぎます。絶対値で見ると30.2%で、満点からはまだ遠い。ベンチマークの数字は「どの土俵で測ったか」とセットで見るものだと思っておくといいはずです。

新しくなった使い勝手

スコア以外の変更点で、実際に触ったときに影響が出そうなものを挙げます。

  • エフォート設定:low/medium/high/xhigh/maxの5段階で、どれだけ考えさせるかを選べます。軽い質問はトークンを節約して速く、難しい課題は深く、という切り替えです。
  • Fastモード:通常の約2.5倍の速度で返ってきます。ただし料金は2倍で、入力10ドル・出力50ドル。提供はClaude APIのみで、Claude.aiのアプリ側にはありません。
  • 思考(thinking)がデフォルトでオン:Opus 4.8からの変更点です。何も指定しなくても考えてから答える設定になっています。
  • 会話の途中でのツール追加・削除(ベータ):やり取りの最中にツール構成を変えても、プロンプトキャッシュが無効にならない仕組みです。
  • 自動フォールバック(ベータ):安全性の判定で引っかかった要求を、エラーで止めずに別のモデルへ回します。Claude.ai・Claude Code・Claude Coworkでは、既定でOpus 4.8に切り替わります。

安全性まわりでは、Anthropicはこれまでで最もアラインメントの取れたモデルだと説明しています。Opusシリーズ内ではなく、Sonnet 5やOpus 4.8も含めた比較です。一方でサイバーセキュリティ関連の分類器については、Fable 5と比べて介入する頻度が約85%少ないとも書かれています。用途によっては、この差が体感につながるかもしれません。

どのプランで、どこから使えるか

Claude Maxでは既定のモデルになりました。Claude Proでも選べます。無料プランは対象外です。

提供先は、Claude.ai・Claude Code・Claude Cowork・Claude APIに加えて、AWS Bedrock、Google Cloud Vertex AI、Microsoft Foundryでも同日から。GitHub Copilotにも同日入りましたが、こちらはPro+・Max・Business・Enterpriseが対象で、順次展開とされています。月額はProが20ドル(年払いで月17ドル)、Maxが100ドルから、Teamが1席25ドルから。表示価格に税は含まれません。

なお、APIの一般アクセスについては、Opus 5にはデータ保持の要件がないとAnthropicは説明しています。従来のOpusと同じ扱いです。

切り替える前に確認しておきたいこと

  • 思考がデフォルトでオンになったぶん、同じ作業でもトークン消費が増える可能性があります。APIで使う場合はmax_tokensの設定を見直しておいたほうが安全です。
  • エフォートをxhigh・maxにすると思考をオフにできません。オフを指定するとエラー(400)が返る仕様として、公式ドキュメントに明記されています。移行時に詰まりやすいところです。
  • Fastモードは速いぶん料金が2倍です。常用すると、Fable 5と同じ単価になります。
  • 料金はすべて米ドル建てです。日本円での実際の支払額は為替で動きます。
  • ここに載せたベンチマークは公式発表値です。測定条件が変われば数字も変わるので、自分の用途で試してから判断してください。
  • プラン内容・提供範囲・価格は変更されることがあります。契約前に公式ページで最新の情報を確認してください。

まとめ

Claude Opus 5は、「最上位を狙うモデル」ではなく「毎日使うモデル」として置かれた印象です。Fable 5に近い性能を半額で、というのが売り文句で、実際に多くのベンチマークで上回っています。ただしDeepSWE v1.1のように負けている項目もあり、Anthropic自身も長時間の自律タスクにはFable 5を推奨しています。

料金が据え置きなので、Opus 4.8を使っていた人は基本的に移行して損はなさそうです。気をつけるのは思考のデフォルトオンによるトークン増と、エフォート設定まわりの挙動の2点。Maxユーザーは既定モデルが入れ替わっているので、意図せず使っているケースもあると思います。設定を一度見ておくといいかもしれません。

この記事はAI(Claude)が下書きし、筆者が事実確認と加筆をして公開しています。数値は2026年7月27日時点で公式発表および各種報道から確認したものです。

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